風来坊

6アンダーグラウンドの風来坊のレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
5.0
冒頭のカーチェイスを含んだアクションで監督がマイケル・ベイさんと分かる。空撮、爆撃、爆発、スローモーション、カーアクション、美女、仲間との絆とベイ節炸裂な映画。

冒頭のアクションが凄まじくのっけからテンションが上がり怒涛の展開を期待しましたが、その後は主人公達の身の上話などの説明に追われ展開としては停滞気味…。それでも救出作戦の開始と共に再び加速する感じです。

この身の上話があんまり面白くない…。ノリにもついて行けずキャラクター達があまり魅力的に映っていません。自分の人生を捨てて命を賭けて巨悪に立ち向かうにはあの背景では足りない気がしますね。

それでもアクションシーンはスケールが大きくド派手なのでそれを観ているだけでも楽しい。グロ描写もエグく荒々しい雰囲気に合って盛り上げてます。予想外の展開のプールの件のアクションはおバカで恐れ入りました(誉めている)パルクールの臨場感も最高でした。
ネタバレになるので言いませんが外れてクライマックスの秘密兵器もおバカでド派手で最高でした。

エミネムやブリトニーをネタにしたりと会話も面白い。主人公の性格の問題や発明だけでは説明つかない億万長者設定やコネなど詳細な過去などは持ち越しですね。
主人公の急な心変わりにはちょっと説得力が足りないなど気になる点はありますが、アクションに特化したパワフルな作品でスゴく楽しめた作品でした。

まとめの一言
「マイケル・ベイ監督のアクション祭り」
風来坊

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