ウディアレン流「罪と罰」は
ラブストーリーとシリアスが共存する正統派。
主人公のクリスは元テニスプレイヤー。
ボールがネットの上に当たってはずんだ時、ついてる時は向こう側に落ちて、ついてない時はこっち側に落ちて負ける。
勝敗は運が決め、人生はコントロール出来ない。
と冒頭でクリスは語る。
貧しい育ちの彼はテニスプレイヤーとして活躍した後、テニスコーチに。
そこで知り合った上流階級のトムと親しくなり、トムの妹のクロエにも気に入られ結婚する。
仕事もツテで大企業の取締役へ、華麗なる転身を遂げていった。
しかし、トムの婚約者のノラに一目惚れしたクリスは不倫の関係に。
それが悲劇のはじまり。
クリスは幸せを手に入れられるのか?
全ては運が決める。
人間の欲深さがリアルに描かれていて面白かった!
ウディの大大大のお気に入り、スカヨハ様のセクシーさを贅沢に見れる本作。
女の目から見ても魅力的すぎる登場シーンは目が離せない。
スカヨハが、私といると男の人は夢中になっちゃうんだよね、みたいなことをさらっと言うシーンがあって、それがすっごく似合ってた。そんなこと、女優さんの中でも本当に限られた人しか言えないよな〜。
”それでも恋するバルセロナ”より、スカヨハを魅力的に感じられた。
最後のオチ好きだな。