もう

マッチポイントのもうのレビュー・感想・評価

マッチポイント(2005年製作の映画)
4.0
全仏オープンテニスも準決勝まできて毎日白熱した試合を観戦しています。

テニスにちなんでマッチポイントのレビューですが、映画の方は実際のテニスの試合のような爽やかさはありません。
むしろドロドロの愛憎劇です。


ウディ・アレン監督によるサスペンス。
元テニスプロ選手のクリスは野心家のテニスコーチ。

クリスは富豪のトムと知り合い、トムの妹クロエと結婚します。

クリスの野心は実りますが、トムの婚約者ノーラと出会いクリスの人生が変わっていきます。

お嬢様のクロエと真逆のノーラにクリスは惹かれます。

セクシーなノーラとの愛欲に溺れて、クリスはクロエを裏切りました。

しかし、ノーラが妊娠したと騒ぎ出しクリスは一気に気持ちが冷めてしまいます。

男って勝手だな、と思いつつクリスの気持ちも分からなくもない。

まあ、わたしも若い頃ならクリスをクズ扱いしていたでしょう。

ただ、この歳になると若い女性の覚悟のなさがウザく感じます。

ノーラもクリスにはクロエがいるのをわかっていながら肉体関係を持ったんだから、妊娠を武器にしてはダメでしょう。

ノーラにクロエと別れることを要求されたクリスは追い詰められて行動を起こします。

果たして運命はどちらに微笑むのか。

マッチポイントを勝ち取ることはできるのか。

ラストの余韻が何とも言えない作品です。

さすがウディ・アレンです。

今、ナダルとシュワルツマンの試合が雨で中断中です。
中断により流れがコロコロ変わります。

映画も好きですがスポーツの筋書きのないドラマも大好きです。

半分眠たくで意味不明なことをつづってすみません。
もう

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