舞台挨拶で監督が「原田芳雄」とか名前あげてたけど、よほど昭和の、たぶんATGとか好きな映画オタクなのかな?
このままでもおもしろいちゃあおもしろいし、やりたいことはなんとなくわかるけど、監督の頭の中には「本当だったらこの俳優で撮りたい」とかあったんじゃないかな?
少なくともこのキャストと今の監督の演出で監督の頭の中の完成形にはほど遠い気がする。
青年とおっさんと一人称がわかりにくい。フラッシュバックで挟まれる青年とおっさんの過去もとってつけたように見えて、2人の背景がわからないまま進むことになり共感しにくい。
最後の最後にそこに戻るなら、もっと最初にその友人との絆を描いておくべきではなかったか?
ラストの子供たち3人のカットはよかったな〜。