ノッチ

スイッチング・プリンセスのノッチのレビュー・感想・評価

スイッチング・プリンセス(2018年製作の映画)
3.5
心優しいシカゴのケーキ職人が、自分とそっくりの公女に出会う。

王子との結婚を間近に控えた彼女と共に、クリスマスの入れ替わり計画を立てる。

ハイスクール・ミュージカルで知られるヴァネッサ・ハジェンズが1人2役を務めるキュートなクリスマスムービー。

シカゴ出身のパティシエが、自分とそっくりな侯爵令嬢に出会い、彼女と入れ替わって2日間生活する話。

よく使われる、そっくりさんと入れ替わるという設定。

ヴァネッサが可愛いのはもちろんだけどストーリーも良かった。

よくあるストーリーだけど、とっても素敵な恋のストーリーが1つではなく2つ描かれている。

よくありがちな「ソックリさんと入れ替わる」というストーリーだったので、期待値はそんなに高くなかったんですよね。

でも完全に好みのハッピーなクリスマス映画でした。

心優しいキャラクターがたくさん出てきて、安心して観ていられる期待を裏切らないストーリーです。

メインのキャラクターも皆心優しくて、笑顔が素敵な魅力に溢れた人たちでした。

清々しい程の予定調和な物語なのに、美男美女を揃えて尚且笑えるくらいネガティブな要素をほぼ排除しているため、とっても満足度の高いシンデレラストーリーとなっています。

ヴァネッサ・ハジェンズの2通りの演技も楽しめましたし、どちらの彼女もとても可愛かったです。

2人が普段とは別の立場の人と話すときの挙動不審な様子は、少し古風な感じはしますが面白かったです。

何だか、とっても幸せな気持ちになれる映画だった。

自分が輝ける場所を見つけるのも、そこに身を置くのも、すごく難しいことなのに、愛があれば飛び込めちゃうんだよね。

クリスマスでなくても成立しそうな話だと思いますが、クリスマス映画として楽しく見れる映画でした。

それにしても、『ハイスクール・ミュージカル』の頃はティーンだったヴァネッサも、1988年12月14日生まれということで立派なアラサーになったのですね…。
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