このレビューはネタバレを含みます
『恋せよ乙女、小さくても漕ぎ続けよ乙女!』
《あらすじ》
これが長編劇映画デビューとなるクリスタル・モーゼル監督が、実際にニューヨークを拠点に活動するガールズ・スケボー・チームスケート・キッチンのメンバーを起用して撮り上げた青春映画。主演はスケート・キッチンのリーダー、ラシェル・ヴィンバーグ。ニューヨーク郊外に暮らす孤独な17歳の少女、カミーユ。スケートボードに夢中の彼女だったが、ある日ケガをしてしまい、母親にスケボーを禁止される。それにもかかわらずカミーユは、スケート・キッチンという女の子だけのスケボー・チームの存在を知り、その仲間入りをしたことで母親との溝は深まるばかり。それでもチームの仲間たちと大好きなスケボーを通じて友情を育んでいく。そんな中、ちょっとミステリアスなスケートボーダーのデヴォンと出会い、恋に落ちるカミーユだったが...。
《感想》
少女の等身大の日常を、
そのままくりとったよーな映画。
映画に出てくる揉め事も、母親と揉めたり、友達が出来たけど、始めのうちは居心地が悪くて、それでも仲良くやっていって、、、それでもケンカしちゃったり。
みたいな平凡的な出来事ばかり。
しかし、
一つ一つの出来事を通して、少女は大人への階段を確実に登っていくんです。
なので
彼女達が成長すれば、するほど
いつか無くなってしまう。
めちゃくちゃスペシャルな時間なんだよなー。
うーーんエモい!笑
そして、
彼女達は逞しい!ニューヨークを背負って、スケボーしている自分達に誇りを持っていて、
自分達を何者かに押し上げようとしている様は、普通にカッコ良い!!!笑
ずっと。
どの場面もオシャレな構図で、
よく出来ていて素晴らしかったです!!!!