シネフィル母ちゃん

スケート・キッチンのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

スケート・キッチン(2018年製作の映画)
2.8
予告編を観た時から既に「こりゃもう絶対に好き案件...!!」って胸が騒いだ。
実際に鑑賞してみるとカメラワークや色彩や光の調節など、オシャレすぎてメロメロ状態。

が、しかし
途中からどんどん飽きてきてエンドロールまで長く感じてしんどい...。
オシャレに見えていたカメラワークもそれがずっと続いて単調だから退屈に。この作品を90分以上惹きつける力がなかった。
こういう作品を観ると、長時間作品なのにも関わらずエンドロールまでずっと面白くて魅力が止まらない作品を取り続けるエミール・クストリッツァ監督の凄さを実感。(旦那はソフィア・コッポラ監督の凄さを実感したそうな)

そんなわけで、スケートのお話なので疾走感があるはずなのに眠気やばかった私たち。
短編のままの方が良かったんじゃないのか案件だった。



ここからは余談。そしてネタバレ。
カミーユが仲間の女の子にした1つの隠し事。
それ、10年ほど前に私も当時の友達に隠し事をされた側として経験したからあの時の怒りが込み上げてきて「カミーユ!!許さんぞぉぉ!!!」ってお説教しにスクリーンに乗り込みたくなって感情が大変だった笑。
好きな男の子と上手くいくために友達に隠し事をして、振られたから「あの時はごめん」って都合良過ぎないか?
おっと、当時の思い出にメンタルやられそうなのでこれにてレビューおわりっ!