またまたGYAOさんで視聴。
元々昨年公開させた時に、ちょっと気になっていたんだけど、割と短期間で終わってしまい観られなかった作品。
序盤のララのアブノーマルさには、正直ついていけないというか、
「しまったな、変なの観ちゃった、、」と
劇中のノーマルなテレビプロデューサーと
同じ感想を持ってしまった。
でも、中盤、ララの決意?の行動と、
ある人物の登場で、
「ははあ、なるほどね」て、合点がいった
まるで、教室であばれる児童の保護者と面談した時に、その子なりの事情が分かったカウンセリング後の感想みたい。
そっか、これはアブノーマル、たしかに
表面的にはそうなんだけど、
劣等感と自己実現のお話なんだよなって
て思いました。
もう1人のララは、本当でも夢想でもいい。
実現できなかった自分なんだよな、
そーゆー、半端な自己実現としてのユーチュバーの存在なんだな。
→この映画の場合だよ、全部のユーチュバーをそうだとは言っていないよ😃
そー考えると、ラストの彼女の表情、
そして、それをもセリフなしで見せた松本穂香の演技力は大したものだ!
一つ山を越えたというか、自分でいばらの道を歩んで一歩前に出た、という表情
見事でした!
まあ、面白いけど、後半のある男性の出現は長いし、いらないのかなとも思うし、
もう少し、もう1人の自分との明確な対決やそれの答えがあっても良かったな
切り込み方はユニークで面白いけど、
切れ味という点では、足りない気がした
繰り返すけれど、松本穂香は、大物だと思います!