見たら死ぬという設定は説得力には欠けるが、面白かった。
同時進行で過去と現在を行き交うが、その流れもわかりやすい。
ネタバレ
それより、絶対あると思っていた闇のどんでん返しがなくて、逆にそれがあると思っていた自分の闇の深さに驚く↓
友人の娘は血の繋がりがないために、実は育てられた待遇の差に闇を抱えており、ラストの施設に入り込むことができたというオチがあると思っていた。そのようなミスリードもあったように思ったのだが。
それにしても、"闇を抱えた者"への差別感情を誘発しないか少し心配もある。
彼らの「美しいものを見せる」という目的自体は良いことにも思える。何が問題なのか。
こうして考えると、
いろいろとツッコミどころがある作品だな。
