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バード・ボックスのbarrelのレビュー・感想・評価

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.5
『見る』の基準が微妙

最近流行りだと思われる制限系ホラーの一種
『クワイエット・プレイス』や『ドント・ブリーズ』で音を制限されたりと何かと縛られがちな最近のホラー。色んな制限に縛られまくってる最近のハリウッドみたいだあ…

『視覚』という五感の中でも重要度が高いものが縛られてしまうというスーパーハードモード仕様。君は、生き延びることができるか
生存者視点から観ると恐ろしいものがあるが、神視点から観るとどことなく間の抜けた感じになってしまうという悲しきこと。飛び立つことが出来ない、鳥籠の中にいる鳥を見ている気分のような…それを踏まえてタイトルの『バード・ボックス』であるという意味のわからない考察

見なければいいみたいな感じだったが、車に被害が及んだり草が揺れたりと、『何か』との接触は可能であるとわかる。人類殲滅が目的ならわざわざ視覚で認知させなくても潰せばいいし、信者を増やすのが目的だとしたら、さすがに人類を減らしすぎではないのか…謎は謎のままでも構わないが、余りにも目的が見えなすぎる。捕食してる訳でもないし、結局何がしたかったんだ?という思いがどうも消えない
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