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バード・ボックスのdeenityのレビュー・感想・評価

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.0
Netflix限定配信の映画でありながら話題になった作品。これを真似てる輩がいるというのは危険極まりないですが、確かにインパクトは抜群の映画ですね。

それを見てはいけない。見ると自殺したくなる。
『ミスト』とか『クワイエット・プレイス』とかと類似の作品ですね。何かわからないけど、それによって世界中がパニックに陥ります。
『ミスト』っぽさを感じたのは集団心理の部分ですね。あの追い込まれた状況で互いに助け合うことがいかに難しいかというのを実感します。

ただ、まあ見終わってしまうとまあぼちぼちな印象が残る。やはり謎の正体は気になるけど、でもそれを明かすとどんな姿だとしても幻滅してしまう気もするし難しいところ。だからいかにその正体をやばいものとして創り上げるかだと思う。
その点、この作品は実体はうまく隠して見た人の絵でそのイメージを膨らませるのはいい演出だった。ただ、疑問なのは見た人でも生きてる人と死んでしまう人がいるのはなぜかってこと。
加えて、チェイスシーンでは明らかに何かが通ってもそこには何もいないし、何なら見てはいけないかもしれないけど裏を返せば見なきゃ大丈夫なんでしょ?って思えてしまうとやはり緊迫感が浅い。そういう惜しい点も多かった。

だからラストの着地点もちょっと軽い。安心という点は安心なのだろうけども、もう一つ物足りない印象でした。