みりお

スノー・ロワイヤルのみりおのレビュー・感想・評価

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)
2.8
Filmarks様独占試写会にて鑑賞♫

とっても怖そうなイメージで、もし試写会という機会がなかったら劇場には行かないだろうなぁという印象でした✨
でも逆にスクリーンで観られてよかった!
なぜかというと劇場の一体感がたまらなかったのです♫

まずこの作品、切り口がとっても独特なんです✨
バンバン人が死んでいくのに、テンポや作風は終始ポップ🌈🌟
とってもシュールな描き方で、初めは「人の死」をなんだと思ってるんだ💦と、ひたすら不謹慎さを感じました。

でもなぁ〜徐々にそのブラックな表現が癖になっていって、「お…面白い…でもこれ笑っていいの?」と思い始めた頃、劇場のあちらこちらからチラホラと笑い声が聞こえ始めるんです👍
それがどんどん感染していって、後半はもはやリーアムの一挙一動にゲラゲラ笑いだす始末🤣🙌
一人で家で観たら笑えないままだったかなぁ〜と思ったので、とても良い経験でした♫

ただ描きたいテーマは、あまりよくわからない💦
息子の突然の死を受け入れ難いのはわかるけど、ネルソンの妻はなぜかネルソンを責め立てるし、ネルソンはネルソンで、本来関係ない立場のギャング達を巻き込んで大量の人を殺していくことになるし、本来なら死ぬべきでない人たちがバンバン死ぬのは、観ていて少しイヤだったかな😢

あとはそれだけ人が死ぬのでしょうがないけど、ともかく血の描写が多い😭💦
これはキツイ…😫💨

こういう作品はもちろん一つのジャンルとして認められるべきだし、十分面白かったけど、なぜリーアム・ニーソンのような名優がこれに出たのでしょう😂👍?
前半の孤独な役ドコロはとてもよく合ってたけど…✨


【ストーリー】

ネルソン・コックスマン(リーアム・ニーソン)はロッキー山脈近くの除雪作業員。
町から表彰されるほどの働きぶりを見せ、穏やかで幸福な生活を送っていたが、息子が何者かに殺されたことをきっかけに、その生活は一変する。
ネルソンは独自に捜査を行い、息子を殺したのが悪名高いギャングのボス・バイキング(トム・ベイトマン)であることを知る。
ネルスは息子の敵を取るべく、ヴァイキングたちを皆殺しにする決意を固めた。
しかしその決意の元の行動は、本人も思いもよらない方向へと進み、二つのギャングが対立を深めることに…ネルソンの復讐はどこへ行くのか?


【キャスト・スタッフ】

*監督:ハンス・ペテル・モランド

他にヒット作はあまりないけれど、リメイク前のノルウェー作品『ファインディング・ダディ 怒りの除雪車』も、彼が監督していたんですね。
そちらの主演は大好きなステラン・スカルスガルド♡
そっちも観ようかな〜でも怖いなぁ〜笑


*ネルソン・コックスマン:リーアム・ニーソン

大好きなリーアム😍❤️
私が彼を好きになったのは『キングダム・オブ・ヘブン』だったと思います✨
本当に深い孤独や悩みを抱えた役がよく似合う!
ただ今回調べて初めて知りましたが、リーアムはおしどり夫婦と言われた愛する妻を、わずか45歳で、しかも事故で亡くしているんですね😭💦💦
彼の陰は、そんなとこの影響もあるのかねぇ☔️

リーアムは北アイルランド出身。
そもそも『シンドラーのリスト』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、大きな注目を浴びてスタートした彼のキャリアですが、その後も『スター・ウォーズ』シリーズのクワイ・ガンや、『K-19』、『ラブ・アクチュアリー』、『レ・ミゼラブル』などの有名作かつ良作に出演が続きますが、『96時間』シリーズのせいでしょうか…陰謀に巻き込まれ、孤独に寡黙に激しく闘いまくる役付きが多くなってしまってますよね😢💦
『トレイン・ミッション』や『フライト・ゲーム』、そして本作も同系統…😂笑
嫌いじゃないけど、リーアムの魅力は銃をガンガンぶっ放す派手なアクションがない方が伝わると思うんだけどなぁ〜😖🙌
つまり何が言いたいかというと、なんでこの役受けたのリーアム⁉️笑


*グレース・コックスマン:ローラ・ダーン

『ジュラシック・パーク』のサム・ニールの恋人という認識で臨んだけど、時間が空きすぎてて面影が…😂笑
とりあえず前髪が気になりました😒👍


*ダッシュ刑事:エミー・ロッサム

33歳とは思えないあどけなさの残る可愛さ♡
でも声も低くして、動作もガサツにして、とても刑事らしさが出てました✨
やっぱりこの子好きだなぁ💓
この透明感は特別♫
みりお

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