北欧発の作品"ファイティング・ダディ 怒りの除雪車"を同じ監督を起用してリメイク……って、どのあたりにリメイクの必要性が？と思わなくはなかったんだけど、リーアム・ニーソンという最恐パパを演じさせたら右に出るものはいないというキャスティングと、アメリカという世界中が知ってる気がする舞台設定で親近感を醸し出すことには成功してる一作。
サスペンスなのかバイオレンスなのか判らないテイスト満載なんだけど、モトがブラックコメディなんだから……って、ブラックコメディなんだ（笑）。イヤ確かに、他に表現しようもないんだけど。
ともあれ、厳しい大自然の中に道を作る男と、息子を失ったことで拝金主義の虚しさに気付いたネイティブアメリカンのボスの作り出す未来に思いを馳せたくなるそんな一作。
