73年のチェコが舞台で、とある事件を起こす22歳の少女オルガを描く。実在の人物がモデルになっていて、「ヴィオレット・ノジェール」や秋葉原通り魔事件を扱った「ぼっちゃん」を思い出す。
オルガは裕福な…
【チェコスロバキア最後の女性死刑囚はうら若き病める22歳のオルガだった】
実在の女性苦しみと憎しみと蛮行、そして最期を描く衝撃作。
彼女を痛めつけた精神の病が家族や社会との結びつきを失わせ、…
文化圏の違いもあるだろうけど、何がオルガをそこまで苦しめたのか、いまいち掴めない。でもこれに限ってはそれがいい。オルガが何に苦しんで、何故死刑を選んだか。それが完全に理解できないから、観客は歩道で死…
>>続きを読む観客がこの映画をカラーではなくモノクロでしか観られないように、オルガにはオルガにしか見えない世界がある。
BGMのない世界の中で恐ろしいほど静かに、淡々と水滴がコップの中に溜まりつづけ、オルガの目…
嫌な記憶が突然フラッシュバックする
とても嫌な記憶
何であんな酷い嫌な記憶を人に与える人間がいるんだろ
捨てる神あれば拾う神ありなのは理屈ではわかっているが
どうしても捨てる神の方の嫌な記憶の方…