bebemama

テッド・バンディのbebemamaのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
3.4
1970年代、30人以上は殺害して死刑になった、実在したシリアルキラー、テッド・バンディの話
(シリアルキラーは彼を表す為に提唱された言葉らしい)

しかし、テッドが女性を殺害するシーンはない
無実を訴える彼や、彼の無実を信じる恋人側から描かれているので、ずっと冤罪事件を追っている感じ
ほとんど、彼女達との繋がりや法廷場面
テッドの事件を詳しく知らなければ、冤罪事件なのでは?って思ってしまう
事件の具体的な捜査状況等も、あまり描かれないから

最後の最後で、事件の悲惨な写真が出てくるだけ

それは、彼の二面性の怖ろしさを浮き彫りにする為か

彼女達にはハンサムで優しい恋人
人を引きつけるカリスマ性があった
その面しか見せられてない人は、本当に信じられないと思う
頭も良く、法廷では自分で弁護までするほど

ただ、あまりにも一方的にテッド側の事ばかりだったので、もう少し確実に殺人を犯してる、と言う事実を挟んだ方が良かった気がする(多分意図して一方的なんだとは思うけど)

ザック・エフロンが、とても魅力的だったテッドを熱演
ある一瞬の目が怖かった!
bebemama

bebemama