なんとなくハートフルなものを観たいという欲求を満たすべく鑑賞。実話に基づく作品ながら、実話については全く未知で鑑賞。やり手の雑誌記者が子供向け番組の有名司会者にインタビューするきっかけを通して、自身の父との葛藤、そして閉じ込めていた感情と向き合っていく。ミュージカルのような雰囲気やセラピーのデモンストレーションのような雰囲気もある、独特なタッチで進行していく。この作品全体を支えているのは、やはりトム・ハンクスの醸し出す温かみだ。実話なんだけれども、ちょっと整いすぎなのか、予定調和だからなのか、感涙はおろか、没入もできず。なんか残念。
