空丘令

母なるものの空丘令のレビュー・感想・評価

母なるもの(2017年製作の映画)
3.0
金持ちな母親に何もかも決められて生きている30歳の男性と、貧乏だけど子どもが欲しいレズビアンカップルのお話し。

レズビアンカップルが独身男性やゲイに精子提供してもらうのはよくある話。

ところがこの作品はとんでもねぇ。

カップルで独身男性をナンパし種だけもらおうと計画。セックス直前まで持ち込んだが拒否されたので、ナイフで脅して男性をレイプするっていう。

レズビアンカップルもとんでもないが、もっととんでもないのが男性の母親。まさに毒親の代表者みたいな母親。



登場人物が嫌な人間ばっかりで全員にイライラした。それを狙ってるんだと思うけど。あえて美人じゃない女優さんにしてるのがまた、うん。

ラストは結局その後どうすんの?数年後は?っていう感じに尻切れトンボ感。

あと娘が病気の設定だったはずだけど、それが途中から一切触れず最後までわからぬまま。

うーん、なんだろう。
ハッピーエンドなのかも知れないけど、この胸糞メリーバッドエンド感。


アルゼンチン映画難しい……。
空丘令

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