“好みを捨てて、小声で喋れって？そんな世界悲劇でしかない。”
ジェイクギレンホール主演、ダンギルロイ監督。ナイトクローラー主演監督コンビが送る、Netflixオリジナル映画。
主演と監督知って、速攻鑑賞。やるじゃんNetflix！独占配信とは！芸術（アート）をビジネス、金儲けとする画商世界の人々の、欲望渦巻くホラー。芸術はどこに転がっているかわからないなんてよくいうけれど、呪いのアートに手を出してしまった、自業自得なおはなしだった。芸術の世界はあまり個人的には私生活で縁がなく…なるほど芸術という名の投資マネーゲームな世界ですね。風評とか印象操作で作品の価値も値段も大きく左右されて、そこには駆け引きがあって。芸術家と買い手の間に入って金儲けの喰いものにする仲介人が、やりかた汚すぎて清々した^^; 一つの作品に対して、個人が心の底から気に入って、真価が認知されているかってテーマは、いろんなことに通ずるものがあるんだろうなあ。
映画としてみれば、残るシーンが全くと言っていいほどなく…ジェイク映画なので、いつも通りのの期待をしすぎたか。
バイヤーが芸術として取り込まれ、アートに死に散りゆく様はどこか美しかった。これまた社会風刺の効いた映画でした。ナイトクローラーに続いて、題材はよかったんだけどなー。今一歩。ベルベットバズソーってタイトルの意味は結局なんだったの。。
