さうすぽー

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​のさうすぽーのレビュー・感想・評価

2.3
自己満足点 44点

久々にNetflixオリジナル作品を観ました!
ジェイク・ジレンホール主演のホラー映画。

一応ホラーです、はい...
でもうーん、あんまり怖くなかったかな(^_^;)

話は絵画業界のコレクターの話で、
亡くなったある老人の絵を売ろうと企んだ事で不可解な事が起こるという話です。

絵による恐怖というのはありそうでなかなか無かったので、そこはオリジナリティあって良いなと思います!
自分も絵画は好きで、ゴヤの「サトゥルヌス」等の不気味な絵画もたくさん観てきたので、その不気味さを怖さに変えたのは良いと思います。
その肝心な絵画も不気味な感じが漂わせていて良かったし、絵による呪われていく様は緊張感がありました!

ですがこの映画、あんまり面白くありませんでした...
この映画、設定は面白いのに肝心な内容に問題があると思います。

まず、副題の「血塗られたギャラリー」は完全に名前負けしてます。
流血の描写は一応出てきますが、スプラッターくらい出てくるわけではないし、別にギャラリーが"血に染まる"わけでもありませんしそんなにハードでもありません。

また、ジェイク・ジレンホール含めた登場人物が全然興味深くなくて、どうでもいいキャラばかりです。
一応、画廊の商売人達の話なのですが、
登場人物の数自体も多すぎるし、キャラクターの関係性が掴みにくかったです。

また、先ほど緊張感が出ていたとは言ったものの肝心な呪われるシーンが全然怖くないので正直拍子抜けしてしまいました。

一応「ナイトクローラー」の監督・主演コンビではありますが、正直ガッカリでした。