イスラエル映画
@東京フィルメックス
巨匠アモス・ギタイ監督作。
トラムに乗り合わせた市民や旅行者たちの会話劇。日常の様子だけど、会話を通して、パレスチナ問題が聞こえてくる。
社会的なテーマを何気ない会話劇に落とし込み、淡々と描いている。素晴らしい。
エルサレムのヤッファ門を出ると、すぐにオシャレなショッピングセンターがあり、未来的なデザインのトラムが古い走る。
以前数日過ごしただけなのに、エルサレムまた路面電車(トラム)に乗った時の遠い記憶が蘇り、電車に窓から見える景色に見入ってしまった。「ヤッファ」「ダマスカス」・・・聞こえてくる駅名も懐かしかった。
映画は旅だ!
もう一作併映だった「ガザの友人への手紙」を観る。
こちらは手紙を通してパレスチナ問題を浮き彫りにした短編。