むぎたそ

ガザの友人への手紙のむぎたそのレビュー・感想・評価

ガザの友人への手紙(2018年製作の映画)
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見ながら、「ナチスのユダヤ人虐殺」と「イスラエルのパレスチナ空爆」の非対称性について考えてた。ふたつが、どうしても結びつかないのよね。なんなのよなんなのよ、本音と建前、人間の業の深さ。あとやっぱりもとはといえばイギリスの二枚舌。(宗主国とか戦勝国とかって今やさっぱりした顔してるけど、元はと言えばおまえらが感やばいよね、アフリカの貧しさとかさー。ま、それを言うなら、日本がアジアの国にしでかした数々の所業に対して責任とってないことにも話が及ぶけど、まあ今日はそれは横に置いとこうか。)キリスト教の「他者のために」は「ただしキリスト教の人に限る」は、世界史勉強してきて(十字軍とかいろいろね、俺はイスラム教の方が他宗教に寛容ですげーって高校生の時から思ってるぜ)知識としては理解してきているわけだけど、冒頭の聖書とパレスチナの人の話をくっつける内容の手紙の文章にはハッとしたね。まあいろいろ考えさせられた。うーん、議論のための映画なのかな。
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