東京フィルメックス、パン監督ティーチイン。
「ロヒンギャやシリア情勢など、歴史が繰り返している。ジェノサイドの意味を常々再定義し再検証していく必要があります。
カンボジアでは200万人が犠牲になりました。200万本の映画を撮り、彼らに寄り添わなくてはならないのかもしれません。
わたしの中には死者の部分があって、そこと向き合い、折り合いをつける意味で映画を撮っているのかも知れません。その道はまだ半ばで、いまわの際、(内戦で亡くなった)家族に向けて、笑顔で居られるために映画づくりを続けている側面があります。」
静かなフランス語で語られたこのティーチインを、何度も反芻してます。