青春恋愛群像劇。
割とベタな恋愛もの、と言ってしまえばそうかもしれないが、いつの間にかグイグイ引き込まれ観て良かったと思えた作品。
大人と子供の境目である高校生の恋愛。見ていて恥ずかしくなるような感情表現も彼ら彼女らには出来る。それがちょっと羨ましかったりもする(笑)
独特な言い回しも世界観に合っていて心地よく感じた。
「殺すぞ」とか「死ね」っていう言葉を軽々しく使う人間は好きじゃない。
でも、彼ら彼女らはにとってのこのワードは、自分が思うような深い意味ではなく、うまく表現できない感情を伝える一つの形でしかないのだと思った。
エピソード的には撫子ちゃんと八千代くんの話が好きだな。
良作でした。