2019.12.8追記
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原作を読んで、評価プラスしました。
この4コマ漫画を、よく実写化したなと、びっくり。。
このマンガの背景の余白を、どうやってあの部屋や学校やショッピングセンターや田園風景にしたの…?
原作の「間」や、ひとコマだけで展開するようなストーリーを、よく再現したなと。。
作品の世界が立ち上がってる。
映画を観てから原作を読んでも、両方の良さがすーっと溶けあって、より奥行きを増す感じがします。
原作を読んで、もちろん心動かされたし、映画の作り手のこだわりに凄みを感じた。セリフも忠実に再現されてたのがわかった。
先月観てから、なぜかずっと引きずってて。
本当に、若い人だけのキラキラ青春映画だと思われてしまってたらもったいない。
また観に行かないと。
なるべく長く劇場でやっててほしい!
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キャッチコピーの「タイトルの本当の意味に涙する」って、こういうことか…。
泣いたなー。。
場内も、あちこちからすすり泣きが。。
原作未読のせいなのか、最初はちょっとセリフとかお芝居に違和感があって、ぎこちないような群像劇に「?」と思いながら、なかなかストーリーに入り込めず。
でも中盤くらいからいろんなピースがどんどんはまって、登場人物の想いがぐいぐいきて、そして後半、うわー。。
撫子ちゃんと八千代くん。地味子ちゃんときゃぴ子ちゃん。それぞれもぐっとくる展開。
高校生の話についてけるかなと思ってたけど、人の気持ちの本質は同じですね。
全体にまっすぐな、一本の軸が通っている感じで、ラストもすごく良かった。
今、当たり前のように近くにいる人を想う。
柔らかな光、夕方の空気、映像が美しくて癒されました。特に撫子ちゃんちのあたりの景色良かったな。
地味子ちゃんの
「40秒で支度しな!」が、かわいかった。