込められたメッセージに共感を覚える、だからこそラストシーンで感動もしたし、殺さない彼と死なない彼女の遣り取りはこれ延々と見ていられる、いやむしろ見ていたい、と思いもしたんですよ。
ただ個人的な好み、いやさもっと大仰にいってしまった方が相応しいと思うのでそうするけど、美学として。
なんだこれエンディングテーマはいきものがかりか、みたいな。
不幸、不運を隣り合わせにして逆説的に日常に意味合いを持たせようとする算段、これをギミックとする計算を俺は下品だと思っちゃうんだどうしても。
或いは真っ直ぐに語っては陳腐になり勝ちな主張だとしても愚直に真っ直ぐに語って欲しいんだ俺は、その願いを。
という事で感想としてはただこの一言、桜井日奈子は無茶苦茶可愛い、と。