3.11“以後“を生きる2人の想いとすれ違い。
正直、すこしとっつき難いかなぁと思っていましたが、主演の2人が大学生の設定のおかげかそうでもなかったです。
27歳からが人生の本番。大学生はまだ始まってもない。
今30代の自分はなんか分かるようなわからないような。ただすごく印象的。
印象的な絵画が出てくるのですが、俳優兼画家の唐橋充さんによるもの。
そのポスターが欲しいレベル。
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松本CINEMAセレクト
上映後アフタートーク
篠崎誠監督登壇
3作品の3つ目に当たる作品(当日は1本目に上映)で、それを踏まえたキャスティングの経緯や、コロナ渦にある今に思う事や見かた・見え方について語られました。
劇中で「2017年3月11日」と出てくるシーンは実際にその日に撮影したそうです。
監督や大学関係者しか観たことがないという、本作の元になった短編映画『「夜の影」のためのノート』(37分)も特別に上映されました。
主演の2人は同じ方で本作が76分であるため、短編というよりは凝縮されたような印象。
舞台はやや狭いが印象的なシーンはそのままで骨子は変わらず。
篠崎誠特集ということで、3.11を題材とした3作品を一挙上映。
『共想』
『SHARING』
『あれから』
それぞれがなんらかの形で繋がっていて、いつか三作品のキャストを一同に集めた作品を作ってみたい考えがあるそうです。
2020-220-101