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空の瞳とカタツムリのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

空の瞳とカタツムリ(2018年製作の映画)
3.1
夢鹿、十百子、貴也の3人は美大同級生。
夢鹿は古いアトリエでコラージュ創作に没頭、誰彼問わず男と寝る日々 ―― 空ろな内面を埋めるだけ。
十百子は極度の潔癖症で"性"を嫌いつつも、夢鹿を一途に想い続けている。
貴也もまた一途に夢鹿を想い続けていた。 
そんな3人がいつまでも普通の友人関係を続けられる訳が無かった。



いびつで、歯がゆくて、痛々しい青春物語。
思慕と軽蔑、崩壊と解放、生々しい矛盾に不思議な儚さを感じてしまった。
映像美を意識し過ぎるあまり、脚本と演出に無理があるのは許容範囲で。
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