たなか

空の瞳とカタツムリのたなかのレビュー・感想・評価

空の瞳とカタツムリ(2018年製作の映画)
2.5
観念的な台詞のオンパレードで見てるのがしんどかった。

撮影監督の石井勲が好きなのだが、今回は低予算映画然としたつまらない画が多かったように思う。監督の斎藤久志は現場でモニターを見ないらしいのでそういう意味では好きに撮れるんじゃないかと思うのだが…矢崎仁司監督の映画では素晴らしいカットの連発なんだけど、矢崎監督も現場では一切モニターを見ないらしい。やはり映画というものはどこまでいっても監督の物なんだろうか、などと思った。

公園のシーンで突風が吹く。インタビューを読むと偶然らしい。あの瞬間のためにあった映画なのかもしれない。
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