J四郎

惡の華のJ四郎のレビュー・感想・評価

惡の華(2019年製作の映画)
3.6
伊藤健太郎主演の青春SMムービー。
目力の凄まじい玉城ティナがこれまた強烈な役を演じております。
原作があるらしいけど見た事ないっす。

伊藤健太郎が演じているのは中学生のボウヤで、自分は周りのバカとは違うとか思い込んでるカワイイ中二病くんです。「悪の華」とかいう本を愛読している彼ですが、この本を読むとどうやらエロゲー並みのモテキがやってくるようです。これは要チェックですねっ!

でもこういうヤツほど変態やドスケベが多いんですよねぇ。そんなヤツが一番見られたくないシーンをティナちゃんに目撃され目くるめくSMの世界へ引きずり込まれていきます

JOJOに出てくるザコキャラ並みに口の悪いティナちゃんに変態行為を強要される中二ボウヤ。M男調教AVばりの超展開が次々とやってきます。
これはドM野郎にはたまらない映画なのかも知れません。ティナ女王様の口癖クソムシがッ!も最早ご褒美でしかないのでしょうね。
ティナちゃんがどう頑張っても学生には見えんので余計コスプレAV感アップです。(注:J四郎の独自解釈)

マジメな話、これは思春期特有の不安定な内面やら哲学的要素の含まれた暗喩的なもんがあるんでしょうな。こういう作品を観る度、人間らしい青春時代を過ごしていたら色々と面倒くさい事を考えるんだな~とちょいうらやましくもあります。マトモな思春期があった人には刺さるんでしょうなぁ。
恐らく原作が良く出来たものらしいのは分かるので、考察とか面倒クサいことが好きな方には良いのかも知れませんね。

井口昇の映画という事で観たんですが、彼の作品としては意外と真面目でちゃんとしたものになってるので驚きました。ただ主演二人の叫ぶ演技がダメでしたがね。演技で驚いたのが秋田汐梨というお嬢ちゃん。初めて見た子で、調べるとこの撮影当時15才という若さなので更に驚きました。
女王様勝負では負けましたが演技では圧勝しているので。

最後まで観た感想は結局こいつら全員ドMじゃねぇか!です。
あと登場人物たちは変態というよりキチガイなので安心して下さい(?)
そういえば劇中に謎のバックベアードっぽいのが出てきます。画面の女の子たちに鼻の下を伸ばしている我々に「このロリコンどもめ!」と鉄槌を下しているようです(た・・たぶん違います)