惡の華の作品情報・感想・評価 - 64ページ目

「惡の華」に投稿された感想・評価

MK

MKの感想・評価

2.8
完成披露試写会にて鑑賞。
原作を読んでいたので、ある程度の内容は知っていたので理解出来たと思う。原作を知らない人はもしかしたらつまらないかも…?
映画になると聞いて、これ映像化出来るの?と思ったが惡の華の伝えたい事をうまく切り取って2時間弱に収められていたと思う。
1番良かったのが秋田汐梨さん。
佐伯さんの豹変を見事に表現していて圧倒された。
逆に残念だったのが玉城ティナさん。
ビジュアルや表情から仲村さんを感じる事は出来たが、どうしても声の高さが気になってしまった。原作のイメージを強くもって観てしまったからかもしれない。
ayu

ayuの感想・評価

4.5
思春期の数々の感情を息苦しい程の世界観で描いていた。

はじめはなかなか理解出来ないものの、途中から忘れていた自分の思春期の暗く重い感情が呼び起こされて、胸がゾワゾワしてしまった。

その感情をキャスト一人一人が上手に表現していた。
過激なシーンもありつつも、思春期を経験してきた人ならば、どこかに共感できると思う作品。

舞台挨拶で、キャストと監督が魂を込めて作品を作り上げたことが伝わってきたから原作も読んでみようなと思った。
舞台挨拶でも鑑賞したので追記。

やはり注目すべきは、当時15歳の秋田汐梨さんのブルマ姿、スク水姿を撮ったところなんですよ。お尻や胸の谷間のアップ、濡れ場まである。20歳超えたキャストでお茶を濁さずに思春期真っ只中の少女の肢体や表情を真っ向から活写してるの井口昇監督の真骨頂だと思う。
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完成披露試写会にて鑑賞。

ちょっと、すごい。
ものすごい傑作。
原作を読んでいるにも関わらず衝撃。
上映中ずっとゾワゾワもぞもぞしてた。
終演後は拍手喝采。
いや、すごい、月光の囁き、渚のシンドバッドなど思春期ムービー数あれど、確実に肩を並べる名作がきたって感じでした。

玉城ティナちゃん、秋田汐梨ちゃんの初々しさと艶めかしさが同居する演技を見事に引き立てていて、さすが井口昇監督!
伊藤健太郎くんの姿に思春期特有の無力感と万能感に揺れる自己の姿を思い出す男子は多いはず。
思春期真っ只中に観てたら確実に尾を引く映画。

一緒に観てた玉城ティナ推しも言ってたけど、新たな魅力が全開だったし、仲村さんそのものだった。

舞台挨拶の井口昇監督の言葉通り、秋田汐梨ちゃんの佐伯さん役も圧倒的でした。
表情を見てると心が痛いんだよね。
テントのシーンなんかもうね、苦しくて自分の過去の女の子全員に会ってからのち逃げたくなりました(泣
nozomibaji

nozomibajiの感想・評価

3.5
完成披露試写会で鑑賞。

原作を丁寧に丁寧に実写化した作品で、中学時代のシーンはほぼ完全再現してて良かった。
(もちろん尺の都合でカットされたり、簡略化されたりはあるけど)

一方で高校時代の話が少し濃度薄めで、原作未読だと「?」なシーンもあるのかな、と思ったり。

上映後舞台挨拶は最高でした。
健太郎かっこよすぎ、ティナ顔小さすぎ、まりえかわいすぎ、しおりちゃんかわいすぎ、監督かわいすぎ。
Suama

Suamaの感想・評価

5.0
まず僕は原作の大ファンなので、惡の華が実写化される情報が解禁された時からずーっと楽しみにしてました。
まさかほんとに映像化するとは…と思うシーンがあったり、原作がちゃんと忠実に再現されてて"惡の華"よさがちゃんと出ててほんとにほんとに最高でした
監督が井口監督で良かったと思いました

8月8日 完成披露試写会にて鑑賞
9月15日 公開直前試写&イベントにて鑑賞
YS

YSの感想・評価

3.8
2019/9/27
配給 ファントム・フィルム

ある種の承認欲求。
アイデンティティの証明の主張。
思春期の不安定な感情のフィールドの中での歪んだ主従関係。


原作 読了済
井口昇監督の久しぶりの変態性を表した作品と思った。
おそらくもっとやりたかったのではないだろうか?

伊藤健太郎はもう出来上がってる。
原作のイメージにもすごく近くと思った。
玉城ティナもその存在感がすでに危うい空気感出てて、良かったです。
秋田汐梨、大役頑張った!

長尺漫画を役2時間にうまくまとまっていて、特に早い段階で仲村さんに惹かれていく展開に持っていったのは大正解だと思う。
この物語は事件や変態性という大きな要因の裏に隠れた、思春期のもやもや、表しようのない気持ちの置きようが一番重要であり、その“クソムシ”の爆発と制御の合戦である。

もしこの3人がこの時期に同じ場所で出会わなければ、彼らは全く違う人生になっていたと思うと、彼ら何を背負って生きていくのだろうか、
と、鑑賞後に思いました。
最速試写会にて観賞。
観る者の脳髄を直接掴んでグチョグチョのどろどろべちょべちょのズクズクにするどうしようもなく破壊的で破滅的な青春映画にして傑作。ヤベェーもんを観てしまいました……

いやね、イロモノB級映画の帝王である井口監督に、脚本にマリーって組み合わせの時点で、あのあまりに前衛的な演出と「ハナガサイタヨ…」でカルト化したアニメ版に匹敵させる狂いっぷりを期待してはいたんですが、まさか全うに凄い実写版としてぶん殴られるとは思わず本当にビビッた……
ゼッテェー相性は良いと確信はしてたんですが、そんな今年のベストに躍り出るレベルの傑作になるとは思いもよらなかったです……僕はクソムシです、ハイ

まずですね、役者陣が完璧です。特に玉城ティナ演じる仲村さんは純度100%の仲村さん。さらに彼女の丸く大きな瞳が要所要所でボードレールの惡の華の挿絵と完璧にシンクロする。どこまでもエキセントリックに狂ってるけど、結局のところは思春期の少女って可愛さも滲み出ていてマジで適役。
仲村さんの原作通りっぷりは作者の押見先生が「完璧な仲村さんがそこにいて可愛すぎる…!」ってクソ気持ち悪い(褒めてる)コメントしてたことからも明らかです。

上映後のトークショーの一幕
井口監督「春日と仲村さんが伊藤健太郎くんと玉城ティナさんでは、あまりに美男美女すぎるって前評判がありまして……」
押見先生「えっ?仲村さんはいくら可愛くたっていいじゃないですか(素)」

押見先生、あまりに仲村さんを理想として投影しすぎてて気持ち悪い(褒めてる)
しかし、原作者としては自分の理想の塊がリアルでそこにいるって気持ち悪いくらいに興奮しちゃうの最高すぎるし、羨ましすぎるし、気持ち悪すぎるんだよな。
原作者がそんな風に一番はしゃいでたって時点で本作の素晴らしさ、伝わって頂けたんじゃないでしょうか。

また美男すぎると言われた伊藤健太郎くんの春日ですが、こちらも滅茶苦茶等身大の思春期中二病男子を演じていて良かった。作中で何回も叫ぶのにまるで気にならないのはもう純粋な演技力の高さ。ただ一点どうしても気になることとしては、ひ弱な文学少年のくせに体があまりにマッチョすぎる…!
ただこれに関しては押見先生がかなり納得いくフォローしてくれまして、
「惡の華は春日の脳内を映した作品なんで、きっとあのマッチョな春日は彼のナルシズムの投影なんですよ」

滅 茶 苦 茶 腑 に 落 ち ま し た


ストーリーに関しては実写映画において最高峰と言って良い出来の良さを見せる。
ぶっちゃけね、全11巻ある原作を中学篇だけでなく、高校篇まで組み込むって知った時は流石に「正気か!?」ってなったし、実際映画で高校篇入ってから「あーやっぱり詰め込んだせいで中学篇おざなりじゃんかァ」って思ったんですよ。ガッカリしたんですよ。

そ っ か ら ま た 中 学 篇 詰 め 込 ん で く る ぞ

その構成が本当に見事も見事で、高校篇まで組み込んで面白い場面を全部詰め込んでるのに、まとまっていて破綻していない。よってドッカンドッカンとクライマックスの如しカタルシスが次から次へと押し寄せる。
特に中学篇は鬱屈した青春を送った人、もしくは今もまだ息苦しさを感じている人、中二病を罹患した覚えのある人には特にブッ刺さるド級のエンタメ映画と化す。そして、原作者と監督が揃って「中学篇だけでは無責任な作品になる」と語ってぶち込んだ高校篇がそんな閉塞と思春期への優しい救済として機能する。
間違いなく劇薬の類ではあるんだけれども、観終わった後は爽やかな気分であるということだけは保証できる。

唯一不満と思えるところは佐伯さんとの初デートで春日にぶっかけるのがバケツ水じゃなくてコーラだったってところくらいだよ!(原作及びアニメの「どっからバケツ持ってきたんだよ!」ってコントっぽさが最高に好き)

駄目だ……あまりに書きたいことが洪水のように流れ込んできて全然まとまらん……一つ言えることはあの膨大な原作の見所で皆が見たいところは確実に詰め込まれてるし、しかも中学篇だけじゃなく高校篇まで入れてこの濃度だぞってことだ。間違いなく井口監督最高傑作だし、今年の暫定1位です。

超絶オススメ!!

余談として上でも結構書いたけど、井口監督と押見先生のトークショーも最高でしたね。
あと原作既読者向け試写ってこともあって、Q&Aで質問してた2人が両者ともに中学時代からの熱心な読者だったのが凄いよ。俺、思春期に原作読んでたらなんかやらかしてたかもわからんぞ。そんなQ&Aの人達も、マジで思春期に多大な影響及ぼされたんだなってのが伺えてとてもよろしかったです。
今度は間違いなくこの映画が全国のクソムシティに住む思春期の皆に惡の華を咲かせるだろう。
日本最速試写会、井口監督と原作者の押見さんの1時間越えのトークショーつきで観ました!

7年間映画化を温め続け、公私で親交を深めたという監督と押見さん。押見さんが映画にもかなり関わられているとのことで、原作ファンも楽しめる内容になっています。押見さんは2回目の鑑賞でも、泣いてしまったそうですし、玉城さん演じる仲村に恋してしまったそうです。

井口監督の原作愛が凄まじい。もちろん演者さんがぴったりの配役で、演技力のある方々だということもあるのですが、カット割りでも原作を意識したということで、「これ漫画であった、表情だ!」という奇跡のシンクロがありました。

そして、最大のサプライズは佐伯役の秋田さん。撮影当時は15歳だったというから、驚き。佐伯って、下手に演じたら、春日や仲村の変態性を目覚めさせるための「装置」にすぎない存在になってしまう。でも、目力のある秋田さんの演技で佐伯という美少女の役どころの人物が、きちんと「人間」として存在していました。

あと、伊藤さんとか秋田さんとか間違いなく美少年美少女の人たちの肌が、浅黒く汚く撮られていたのが印象的だった。だって、クソムシだもん。美しさなどいらないので。
こく

こくの感想・評価

3.5
原作の後半までしっかり映像化していたのは驚いた。ただ、その弊害として濃い中学時代に比べ、あまりに高校時代が薄い。

玉城ティナなどキャストはイメージ通り。

井口昇が、照れ隠しの楽屋オチおふざけギャグなしで、ここまで真剣に青春に向き合った事にも驚いた。脚本はアニメ界の大御所、岡田麿里でこれにもびっくり。
ヨラ

ヨラの感想・評価

3.0
押見修造の原作、たえられなくて途中で投げ出したんだよな〜と見ながら思い出したけど、これ、玉城ティナ映画だったんだな。そうか。
あと、困る健太郎くんはかわいい
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