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キングスマン:ファースト・エージェントのkouseiのレビュー・感想・評価

3.9
いつの時代も、マナーが人を作る。
キングスマン始まりの物語。

ガラハッド、ランスロット、マーリン、馴染みのコードネームが出てくるたび、キングスマンファンとしてつい興奮してしまう。

キングスマン1.2と比べてシリアス度は高め。マシュー・ヴォーンお馴染みのブラックユーモアが足りなかったかな。
また、セリフが多かったせいか、中弛みを感じた箇所も所々ある。

戦争真っ只中の1914年が舞台なので、戦争シーンも含まれます。夜中の前線の描写はよく出来ている。
夜中の静寂さ、銃弾と爆弾の轟音さがいい抑揚を演出していて、緊張感を生み出す。
ただ、自分がキングスマンに求めるのとは少し別な気もしない。

時代が時代なので、キングスマン1.2で出てきた、銃弾を防ぐ傘、スパイ時計など、近未来的な武器は出てきません。しかし、アクションは相変わらずスタイリッシュ。
特にラスプーチン戦は今まで観たことがないアクション盛り沢山で最高でした!
ラスプーチンの気持ち悪さも良かった。

エンドロール後に登場した人物を観て、本作はまだまだ序章に過ぎないということを思い知らされる。
キングスマンユニバース!今後も期待大!
まだ観てない方は劇場へGO!
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