へたれ

僕たちのラストステージのへたれのレビュー・感想・評価

僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)
3.8
良かったとこ1 主演2人のコンビ感
数十年続いてきたコンビという設定を、出だしの会話からしっかり再現。ローレル&ハーディを知らない人が見ても、この2人は長年のコンビだと感じさせるセリフの掛け合いや間の置き方。
ジョン・C・ライリーはまさにハーディにそっくりで、オスカーとかノミネートされても不思議じゃないレベルの名演。

良かったこと2 全体の構成
ローレル&ハーディのコントを強く意識してそれぞれのシーンがつくられているので、劇中劇はもちろん、プライベートのシーンまで彼らのコントのように、殺伐としないボケとツッコミの応酬が見られる。

良かったとこ3 奥さんたち2人
旦那2人が私生活もローレル&ハーディのコントのように描かれるのに対して、奥さん2人の反りが合わない会話はシチュエーションコメディのよう。この4人が居合わせたシーンがもっと見たかった。

ダメだったとこ ウェルメイドすぎる展開
中盤からクライマックスの直前までのところは、先の展開がほぼ読めるため、ちょっと退屈。
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