広島カップ

ザ・ピーナッツバター・ファルコンの広島カップのレビュー・感想・評価

2.7
過去の出来事で心に傷を負った中年男と、施設で暮らしていたがプロレスラーになりたいと施設を脱走したダウン症の青年が偶然出会い一緒に旅をする。ハンディキャップを持つ者同士が心を通わせながら旅をするという、プロットとしては王道のロードムービー。

作品全体における移動のパートがやや短くてしかも筏という手段なのが変わっている。
筏での旅は街から距離があり何かの出来事を起こそうとした時にいちいち陸に上陸しなくてはならないので冗長になり易いと思う。ハイウェイを車で行って道端の家に立ち寄るという手軽さが無い。
ロードムービーというよりアドベンチャー向きの移動手段だと思う。
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