このレビューはネタバレを含みます
休みの朝に観てよかったなぁ。。
梅雨のじめじめがちょっと吹っ飛んだ。
心にジンと響いた言葉。
「 友達は自分で選べる家族 」
大好きだった兄を亡くして孤独な日々
を送る漁師のタイラーは、仲間の獲物
を盗んだことがばれ、ボートで逃亡。
ダウン症で社会から隔離された
養護施設で育ったザックは、
夢だったプロレスラーの養成学校に
入るため施設を脱走。
そんなザックを捜すためにやってきた
施設の看護師エレノアは夫と死別した
辛い過去を持っている。
そして最初はバラバラだった3人が
時間を共有しながら気持ちが溶け合い
ザックの夢を叶えるために冒険の旅を
続けていく。
「 ボクは捨てられたから要らない人。
だからボクは悪者 」
ボクは普通の22歳じゃないから?
彼なりの解釈でザックはめちゃくちゃ
傷ついてるじゃないか…
「 僕の誕生日の願い事は
みんな君にあげるね。 」
言い換えれば、
僕はいいから君が幸せになってね、
ですよね。。なんて優しいんだろ…
でもこの計算のないザックの優しさに
2人は勇気と力をもらってた。
あと脇役のお年寄りたち!(笑)
・雑貨屋のおじいさん
・盲目の黒人のおじいさん
(牧師さんだったのかな?)
・老いた元スタープロレスラー
…まだ老人ではないか笑
みんな出番は多くないけど
ストーリーの良い感じの繋ぎになっ
ていてとても印象的でよかった。
最後はドキドキしましたよ…。
最悪な結末を想像しながら
覚悟して観てた、、
でも
車にから見えた「FLOLIDA」の文字。
ザック、テイラー、エレノアの笑顔。
3人の明るい未来を信じたい。