京極さん

ザ・ピーナッツバター・ファルコンの京極さんのレビュー・感想・評価

3.3
佳作なロードムービー。ダウン症の男、その介護職の女性。兄を自分のせいで亡くした孤高の男の偶然、必然旅。特別なにがよい感じではないが、優しい映画でした。人ってなにかやりきれない、どうしようもない気持ちになったとき予想もしない出会いや見ず知らずの人の言葉によってすくわれることがあるかも知れません。3人の出発はそれぞれ、自由への疾走、心の傷を背負い八方塞がり。やり直しをはかる、職務怠慢と見做され、おまけに世間体にバレないよう捜索にほうりだされる。。旅の中3人の共感が生まれたときに自然と笑顔がでるようになるんですね。ちょーっとだけクライマックスのたたみかけ感が気になりますが、まあそれくらい。
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