ザ・ピーナッツバター・ファルコンの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」に投稿された感想・評価

as

asの感想・評価

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大好き。大好物。ドストライク。

哀しいけど笑える船のロード?ムービー。

ダコタジョンソンが全方向かわいい。

主人公ザック、すばらしい。あっぱれ。
M

Mの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

映画をそこそこ観ていると、「あぁこれは現実社会の問題を扱っているな」とか「これはもしや暗喩…!」とか「この人物の言動は自然ではないなぁ」とか、とにかく自分でも面倒くさくなるくらい色んなことを無意識に考えてしまうんだけど、この映画はそういうことから解放してくれる作品だった。大変楽しく、大変ニヤニヤさせてもらった。元気ももらった。

いい具合に軽くて、緩くて、本当に都合よく話が進んでいって、まるでファンタジー、御伽噺のようでもある。作品全体に優しさが滲んでいて、とにかく前向き。そんな具合なのに薄っぺらいようにはなぜか感じない。

それは、この映画が、ストーリーの設定と同じような経緯で製作されていることが大きく影響していると思う。本作の主人公を演じた男の子は、役柄と同様ダウン症。「僕が主役の映画を作ってよ!」と直訴して、その夢を周りの人が全力で叶えた背景がある。その優しさが虚実入り混じって作品に滲んでいるのではないかと。

でもちゃんと書き添えておきたいのは、これまた作中と同様、主演の男の子はあくまでも自分の力で道を切り開いているということ。決して周りの助けにおんぶに抱っこだったわけじゃない。そして逆に周囲に良い影響をもたらしている。だからこそ兄の死を引きずる男と、自分の仕事に迷いを抱く女、2人の人生をも変えた。(こちらも現実に関係しているエピソードがある)

私の”好き”がたくさん詰まった映画だった。
Makiko

Makikoの感想・評価

4.0
いかだが素敵だった。自分のやりたいことに真っ直ぐで泣けてきた。
suna

sunaの感想・評価

3.2
「友達は選べる家族なんだ」という言葉が印象的。
90分ちょいと短い時間での佳作だと思うが、予定調和な展開で淡々と進むので個人的にはもう少しひねりか丁寧さが欲しいところ。
ダコタ・ジョンソンが好演。
ヨーク

ヨークの感想・評価

4.5
俺は社会の中で上手くやっていけない人間が好きだ。多分ここでの映画の感想文でも何度かそういうことを書いたと思う。最近なら『シュヴァルの理想宮』のシュヴァルさんとか感想文は書いてないけど『しあわせの絵の具』のモードとエヴェレットの夫婦とか。ギリアムの最新作も、というかギリアム作品は毎回そういう人が出てくるな。古い作品なら例えば『タクシードライバー』のトラヴィスとかさ。そういう人間が社会に歯向かったりまたは逃げたり、何とか妥協点を探したりする過程が好きなんだと思う。それでいくと本作『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』は最高。素晴らしい。面白い。美しい。感動的、といくら賛辞を述べても足りないくらい好きな映画だ。
実は俺は予告編さえ事前に観ていなくて本作はどういう話なのか全く知らずに、ただタイトルの響きの良さと筏に3人の人間が寄り添ってるポスターに惹かれて観たんだけど結果的に俺のアンテナは感度最高だった。ちっぽけで寄る辺のない筏の上にいる人たちの映画ですよ。そういう映画いいじゃん。
物語はダウン症なのに老人の介護施設に突っ込まれてその施設の不自由から抜け出そうとするザックの姿から始まる。もうこの出だしから面白いんだけどザックは何度か脱走未遂を起こしていて施設からは要注意人物とみなされているんですね。でもザックは外の世界に出たい。なぜならテープが擦り切れるほど見たプロレスビデオに出ている自分のヒーローがプロレス道場を開いて門下生を募っているから。絶対に脱走してそのヒーローに弟子入りしたいわけだ。で、面白いのは施設で共に暮らしている老人たちが彼の脱走計画にノリノリなんですね。この出だしが非常に面白かった。そしてザックがブリーフ一丁になりながらも何とか脱走したのと同じ頃、多分漁協的な組合に黙ってカニの密漁をしていた漁師のタイラーが密漁がバレて制裁を受けたことに逆ギレして魚市場に火を放つ。まぁ多分色々なものが積もり積もったうえでの放火なのだろうがこれはどう考えてもタイラーが悪い。てか有無を言わさず犯罪だろ。なので地元の血気盛んな漁師が私刑で制裁してやるという勢いで追いかけてくるのだが、タイラーが逃亡するために使用したボートでは脱走して疲れたザックが眠っていた。かくしてプロレスラーになりたいダウン症の青年と追ってから逃げる脛に傷ある不良漁師の旅が始まるのである。
さらに補足すると逃げる二人に対してザックを追う施設の職員とタイラーを追う強面漁師の二人も加わってアメリカ南部ジョージア州の湿地帯の旅が描かれるのだ。もうその旅の風景が素晴らしいね。社会からはみ出した凸凹な二人が出会う人たちも、客なんて来やしないからずっと飲んでる雑貨屋のジジイとか盲目でやたら銃をぶっ放すけど信心深い黒人の老人とか、一癖も二癖もある人物ばかり。社会からはみ出すとはいっても当然人は完全に社会から隔絶されて生きていくのは困難なので本作で描かれるのは社会とその外部の境界をギリギリのけんけんぱで綱渡りしているような人たちなんだけど、その描写の手触りがいいんですよ。そういうある種の危うい人たちを決して特殊な人物として描いていない。そこが最高にいいんだよ。
本作はアメリカの栄光や成功や積み上げられた富の裏側で遺棄された人々の物語なのだと思う。そういう人間が何とか重い脚を引きずりながら歩いている映画だ。幻想となったアメリカンドリームをゴミ箱に投げ捨てながら、しかしそれでも前に進めば何かが少しは良くなるだろうと思いながら歩いている人間の映画だと思う。最初にこの映画の出だしが面白いと書いたが、介護施設の老人たちがプロレスラーを夢見るザック青年の脱走に協力的なのは、老人たちはかつてアメリカンドリームというものが本当にあったことを知っているから、ザックの夢をその残滓に賭けたかったからなのではないだろうかと思う。すげぇ臭い言い方をしたら若者が夢や希望を追いかけることをどこまでも肯定する映画なのだ。ただ、その先に夢や希望が待っているとは限らないのだが。
そしてその若者の傍らには完全に人生詰んだような中年カニ漁師がいるのだ。このコントラストよ。夢を追いかけた若者もいずれこんなどん詰まりのカニ漁師になるかもしれない。でもそれにビビってどうすんだよって。一生介護施設の中で憧れの人のビデオを見てるだけなんて嫌じゃん、ていう映画だよ。
もう最高だとしか言えない。素晴らしい映画には素晴らしいとしか言いようがない。いわゆる人生の成功モデルからは放り出されたような3人がぷかぷか浮かぶ筏の上で寄り添っている姿が何よりも象徴的で美しいと思う。
掛け値なしにいい映画だった。観劇後に劇場を出たら大声でその名を叫びたくなる。ピーナッツバター・ファルコン!!
紫式部

紫式部の感想・評価

3.9
老人養護施設で暮らすダウン症のザックと、泥棒漁師のタイラーが偶然巡り合い、ザックの幼い頃からの夢を叶えるべく旅をするロードムービー

心に傷を負って孤独なタイラーが、純粋なザックと触れ合う事により、心を開き友情が生まれる、そののんびりとしてコミカルな遣り取りに心暖まります✨

ピーナッツバターファルコンの意味に納得と、そのコスチュームに笑えました

何も無くても夢があれば生きて行ける、そんな希望と力と暖かさを与えてくれる一本です‼️
MareiIrie

MareiIrieの感想・評価

5.0
体感時間が90分じゃない、一生をやり尽くした感覚。はみ出し者が、苦闘しながら生き抜く映画大好き。
riko

rikoの感想・評価

4.0
プロレスラーになりたくて施設を脱走したダウン症の青年と、お尋ね者のロードムービー。レインマンのダスティンホフマンは飛行機に乗るのを嫌がっていたけど、この映画のザックは飛行機に乗ろうと自ら言い出すオマージュが好きですね。
コモ

コモの感想・評価

3.7
プロレスラーに憧れ施設を抜け出したダウン症の青年と、地元の嫌われ漁師がお互いの目的を目指して旅をするロードムービー

2人が次第に心を通わせる優しいストーリーと、アメリカの雄大な湿地帯や海の景色が重なって、穏やかな気持ちになれた

友達は選べる家族だ
AkariSaeki

AkariSaekiの感想・評価

3.4
綺麗事ばかりの世界では、友情や感動は生まれないのかもしれない。そんな気持ちになりました。