のりまき

スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー/ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトローののりまきのレビュー・感想・評価

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イーサン・ホークは自分にとって頼りになる水先案内人で、情報のない作品を見るか見ないかの指針になる。知らない街でどこでお昼を食べよう・・・と迷った時、ここ美味しかったよと勧めてくれる食通の友達みたいな感じ。彼の作品選びや作品作りが個人でなく全体のクオリティを求めるものであるのと、シナリオに一捻りを欲しがるスタンスが自分と似ているから。
キッドというタイトルがダブルミーニングなところからこれが単純な西部劇でないのは明らか。そして監督がヴィンセント・ドノフリオって!あーこれ商業的に成功しないやつ!でも嫌いじゃないよ、そういうの。みんなのヒーロー、ビリーを出汁にした群像劇。おや、しかも親娘共演じゃないか。なかなか美味しいじゃないの。ありがとう、イーサン。君はやっぱり頼れるね。

PS レイア・ジョージ、綺麗だなーと思ったらなんとショーン・ペンと結婚・・・。パパドノフリオの気持ち推して知るべし。
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