みぃりりの甘いプリン

特捜部Q カルテ番号64のみぃりりの甘いプリンのネタバレレビュー・内容・結末

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

北欧嫌ミス第4弾。
特捜部のみんなのお母さんアサドさんが移動?!
ダメ、人格者のアサドさんがいないと特捜部成り立たない。
アサドさん移動のタイムリミットを絡めて、またキャッチーな嫌な事件が。


北欧と言えば日本よりずっと社会福祉が進んでいる国だとしか知識がない。
そのデンマークで、50年近く前に優勢保護で強制不妊手術をしていた。
それは日本のものとは少し異なる。
デンマークではいとこ婚が認められていないのだろう。
いとこを愛した少女もその対象になる。
彼女のように、父親の望まない人に愛情をもった少女たちも矯正施設に入れられ、時には不妊手術をされる。
女性の権利が進んでいるとモデルケースと言われる北欧でも、50年前は女性の権利がとても低かったことに驚いた。


そして現在。
優勢保護の名の元に移民女性に不妊手術(子宮摘出?)をする医師や政治家たち。
これは物語だけのことなのか?
本当にデンマークで行われていることではないか?
物語がしっかりしているので、ついそう思ってしまう。
創作だけの話であってほしい。


不妊手術復讐殺人の犯人が見逃されてよかった。
右京さん@相棒なら説教して逮捕してたし。
愛する従兄弟と再び生活しはじめたことで、復讐心が消えた奇跡。
愛情は復讐の憎しみを消す。
その逆を取り扱う作品は多い。
本作品は珍しい作品だと思った。



ローセさんにせっかく彼氏が出来たのに~😢
そろそろ原作を読んでみなくちゃな。


[プチツボ]
デンマークでもジャンケンやるんだ😄
ルールも日本と同じらしい👊✌✋