ジュリーの歌、パフォーマンス、そして同じ演劇人として生きたガートルード・ローレンスの半生を演じる姿を約３時間、たっぷり見られておなかいっぱいだ。…超大作なのでインターバルを勝手に取ったけれども。
とにかく、劇中、何作の舞台が演じられたのか一度見ただけでは把握できないほど。その一つ一つの作品に付けた楽曲が素晴らしいし、ダンスもすごい。衣装もゴージャス。
若い頃を演じている頃のパフォーマンスが特にすごい。もちろんADRだと思うのだけれども、それでもすごい。年を重ねるにつれては、派手なパフォーマンスは無くなっていくけれども、歌唱力で魅せてくれてため息ばかりでた。
話の内容は、ガートルード・ローレンスという人が、とにかく目まぐるしく精力的に活躍した人のようなので、展開が目まぐるしい。場面もテンポよく切り替わる。
ハッピーエンディングだけれども、腑に落ちない。娘とその後、どうなったのかも気になるし、そのラストで幸せに落ち着いたかどうかもあやしい…
予備知識もなく見たので、序曲の間、スクリーンの色が変わる演出が「ウエスト・サイド物語」みたいだな、と思ったら監督が一緒だった。ぼーっとしてた…（ディスクパッケージにちゃんと書いてあるのにジュリー・アンドリュースの文字しか見えてなかった）
とにかくサントラが欲しいのだがLPしかないようだ。DVDも特別編を購入したが、画面ノイズがチラチラ気になる。Blu-ray化＆サントラCD製作に期待したい…
