トウモロコシ畑と言えばスティーブン・キングの『トウモロコシ畑の子供たち』を原作とする『チルドレン・オブ・ザ・コーン』シリーズが有名ですが、元々人の形をしてる案山子は怖いですよね。
そういえば『案山子男』なるシリーズもありましたね。
アホな若者男女4人、アッシュ、イーライ、ファーブジー、デヴォンがうっかり迷い込んだトウモロコシ畑で狂気のファーマーによって案山子にされちゃうお話。
この4人がなかなかハイレベルなアホなので、見てるとだんだん愛おしくなってきます笑
特にアホ丸出しのファーブジーが最高。
有刺鉄線でめちゃくちゃ足を怪我したり、足大怪我して大変な時にうんこしたりテンション高くてかわいい。
序盤で空から人の指が車のフロントガラスに降ってくるのですが、女子と楽しみたいファーブジーは、「平気さ、親指は2本だ」と見なかったことにするほどにお気楽なアホなんですねー
意外と4人のキャラクターの描き分けは出来ていたのに、ホラーし出してからは特に男たちの個性が生きてこなかったのが残念。
案山子は人間が立ってると思わせることでカラスを避けるので、本物の人間磔にして立たせるに越したことないですよね笑
でも、カラスがその肉食べにきてたら本末転倒というか…
あ、でも肉食べてトウモロコシに悪さしないならいいのか笑
この人間案山子を作ってる農場のオヤジはトウモロコシには愛情かけてせっせと世話してるんだよなー。
ネタバレ
人間案山子を作ってるファーマーは、農場に侵入してきた人間によって妻を殺されてしまった（事故だった）ことから、農場に入ってきた人間を案山子に改造して立てていたのでした。と言っても口を荒い麻の糸で縫って、筋弛緩剤を打って、手を釘で木の支柱に打ち付けるだけなんですけどね。もうちょい変態的な工程を経てもよかったなーなんて。
なんか、この映画緩くて見所も大してないのでオススメはしません！
