エンツォ　レーサーになりたかった犬とある家族の物語の赤足のレビュー・感想・評価

カーレーサーの主人とレースを愛する愛犬のエンツォ。言葉が通じなくても2人の信頼、愛情、尊敬、支え合い。「人生の土砂降りで苦境に立たされるも、名レーサーは焦らず雨が過ぎ行く時をじっと堪え我慢するのを知っている」と犬のエンツォが語るのはシーンは素晴らしくラスト付近一緒に憧れのカーレスで大好きな主人とコースを回るシーンは感慨深くて涙腺ボロボロ。少しツッコミどころでいえば不幸が襲いすぎやろがーい！っと言いたくなるところを踏まえても、物語の構成からラストに持ってくる伏線等見応えがありの良作である。