2017年 エストニア🇪🇪
ギリギリ劇場で鑑賞できました
アンドルス・キヴィラフクが2000年に発表した『Rehepapp ehk November』が原作の東欧ダークファンタジー、大人のための寓話
冒頭のに登場する「グラット」という悪魔と契約して手に入れる精霊の姿を見た途端「絶対!好きな話だ」と確信しました
モノクロの映像が本作の世界観にベストマッチ
まるで動く絵本を見ているようです
その映像美とは裏腹にお話はかなり不思議で嫌らしいです
ベースは身分違いの恋のお話
舞台はエストニアの寒村、その村の青年が領主の娘に恋焦がれ、ついには悪魔と契約を結んでしまいます
そんな青年のことを一途に思い続ける村の娘、思いは届かないのか…
どちらの娘も美人で少々青年がうらやましい
『ムカデ人間』のディーター・ラーザーが出ていますが悪魔じゃなくて領主の役でした
最後は幻想的でロマンチックな雰囲気
そこに至るまでの世界観が独特で怪しくて素敵でした