今まで見たクレしん映画で1番良かった。
第1作から夕日ぐらいまで観てたけど、しんちゃんの映画はあくまで、そのしんちゃんワールドに真実や悟りが散りばめてあるから良いと思ってる。
真実や説教みたいなのが、主役になってる映画をしんちゃん映画でやるのは、違和感があり、自分にとって大人帝国（懐古主義が正しいような描き方）やアッパレ（あそこで乱を使うのはおかしい）はどちらも納得出来ない作品。
というわけで、今までで一番面白かったのは、嵐を呼ぶジャングルだった。
しかし、この作品を見て1番が入れ替わった。
ここから、ネタばれしまくるので観賞前の方は、出来れば観賞後に読んでいただきたく思います。
インディジョーンズからマッドマックス、ワイスピ、本家キングコングとキンゴジのコング（おいしいとこ取りミックスの絶妙感）とスピード感ある展開に笑いをちりばめ、クライマックスではみさえさんの強さに涙流しての応援。
からのエンディング。
冬から始まった物語が、春を迎える暖かさで終わる余韻の深さ。
あーもう、最高でした。
一つ、大きな問題点を挙げるとしたら、30代以上の観客がターゲットになってるよねってこと。
