メモリーズ・オブ・サマーの作品情報・感想・評価

「メモリーズ・オブ・サマー」に投稿された感想・評価

年頃絶頂期にあの環境は辛い…。
無駄に口にしないところが、また大人。
ママの色気がすげぇ
u

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2019.5.3
yoeco

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2.8
ポーランド、母と子、夏。
なかなか帰らない父。70's。
予告の遊園地の乗り物が光を受けてまわる場面をみて、映画を観ようと思いました。
映像がすばらしく美しい。こぼしたジュースや母のドレスや虫の入った琥珀から、細部に宿る記憶を感じます。
特別な女の子が年上の不良男にとられるところがリアル。力業で手を出されたのに、女の子がそれに屈服しちゃう感じが、ああ、思春期ってこういうところがあるなと……
主人公は苦しいことばかりで辛くなりますが、薄暗い部屋での母とのダンスシーンなど印象に残る場面がたくさんある映画。
エンドロールが衝撃的。
yuuuki

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5.0
EUフィルムデー2020オンラインでの鑑賞

なんだか懐かしいおもいにもなる作品でした。
男の子の目線で非常に丁寧に描いています。
mai

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3.8
少年が成長する物語と言うには苦すぎる夏のお話でした。

母親とは良好すぎるくらいの関係を築いていて、まるで友人同士のようです。
しかし、そんな母親はいつの間にか夜にめかし込んで出かけるように…旦那が遠くに稼ぎに行ってることを良いことにってのがまずはひとつ辛いところです。
主人公は「仲の良かった母からの裏切り」「大好きな父への複雑な思い」を抱えることになったのです。母親に加担することもできないけど、父親に告げる勇気だってありません。誰かに相談したいけれど、彼にはそんな相手もいない。だって母親が友人だったから。
そんな主人公のもどかしさを表すのが「母親のファスナーをあげる」「夜に出かけるのに疎いフリをする」だと思いました。
本当は浮気に気付いてるけど、母親の嘘に騙されてあげて、なんでもないことのように振る舞う。
そして、そんな中で近所に遊びに来ていた少女と仲良くなります。
しかし、その女の子もガラの悪い男の子に夢中に…母親との思い出のこもった場所にも一緒にいったし、その子が母親に重なるような意図的すぎる演出があざといけど好きです。

そして、最後は踏切の中へ…冒頭のシーンに戻ってくる訳です。
少年にとっては色々ありすぎた夏です。
自分はほとんど加担してないけど、もしかしたら自分にも咎があるかもと思わずにはいられない溺死事件。
母親の浮気、父親にバレてしまう、近所の女の子との仲違い。
必要ではない成長を遂げる訳です。
そんな彼と母親との間を電車が通るシーンでこの映画は終わるのですが、その描写すら「母親との精神的な決別」を表してるようでした。

ノスタルジックで美しい風景ながらも、描く世界はドロドロしていてそのコントラストが好きでした。
moon

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4.5
去年見た映画で素晴らしかった作品の一つ

微妙な母と子の関係性にフォーカスしつつ、小説を一本読みきったような物語性と少年の心情の揺れを感じる事ができる名作。

冒頭のシーンからサスペンスフルでただの親子のヒューマンドラマに収まらない点が珍しいのかなと思いました

周りの微妙な環境や関係性の変化を切り取った演出が絶妙なバランスを生み出しておりリアルさを実感せずにはいられません

最後までなかなか着地点の分からないストーリー展開にハラハラします

あまり上映館も多くなく、静かに終わってしまったように思いますがこれは間違いなく名作

もったいないくらいに美しい映画
bellevoile

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4.0
EUフィルムデーズ2020にて。

「幼年期の終り」は二度と振り返りたくないものだということを痛感。ピョトレックは母が女になる空気にも不貞にも気がついてしまった。無邪気な子どもでいられた時間は終わりを告げ、彼の中に消化出来ないいたたまれなさが澱のように積もっていく。

かつて母と戯れた水辺に連れて行ったのに、不良といい仲になってしまった隣家の少女に「尻軽!アバズレ!どっかに失せろ!」と浴びせた罵声は母にぶつけたかった彼の叫びだろう。
最低限の会話と暮らしの中で聞こえてくる音のみで、一切の説明を省いた83分間は、目線と行動で雄弁に語る濃密な時間だった。

本作は日本での公開時期が近く、母の行動が鍵になるポール・ダノの『ワイルドライフ』にやはりよく似てる。けれど語り口はほぼ真逆。
少年を追う映画は他にもダルデンヌ兄弟が浮かんだけれど、観察者である少年の視線をこれだけじっくり撮ったものはなかなかない気がする。
Miyu

Miyuの感想・評価

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黄金色の臑毛や脇毛が生え始めたばかりの主人公ピョトレックは母や女友達を通して恋や性を知っていく。母の艶やかさは少年には残酷に「得体の知れない悪い何かが母に影響している」ことを知らせる。訳も知らずに惹かれる女友達は明らかに馬鹿な年上の非行少年とつるみ始める。感じやすい心と身の周りで起こる数々の事柄によって、新しい、知らなかった感情を発見していく。これが思春期における成長で、大人になってふと、一番思い出される、強い強い記憶のことでもある、のではないかと、思う。
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