ミッドサマー見る前に、と思って見た。
完全なる私事だが、私は普段美術を学んでいる。その中で、私がものを作るときには何か消化したい気持ちがある時が多い。作品に自分自身を"預ける"感覚に近くて、作品を見るとその時々の自分の姿を垣間見ることが出来る気がしている。私から生まれる作品だから、それぞれの作品には無意識にも自然と"私らしさ"が宿る。
まだ、アリ・アスター監督の作品はこの映画しか拝見できていないが、噂によると他作品も少しばかり歪んだ世界観のものが多いらしい。
彼が何を軸にそれらの作品を生み出しているのかに興味がある。彼の"彼らしさ"がどういう形で、作品の中で共通に見えてくるのか、それは他の作品も観て、見比べてみなければ分からないことだろう。そんなことを考えながら観た。ミッドサマーを観に行くのはいつかな、"彼らしさ"がこの映画の中に潜んでいるのだとしたら(潜んでいるのだとは思うけど)彼は一体どういう人なんだろうか。
30分であることを感じさせられなかった。
なんか最近心が温かくなる映画観てないなァ、探そう
