IkuoKomiya

モスクワへの密使のIkuoKomiyaのレビュー・感想・評価

モスクワへの密使(1943年製作の映画)
4.6
世界大戦前夜、スターリンとの同盟の是非を諮る為にソ連を旅する外交官。彼を迎えた政府高官達が次々とトロツキー派のテロリストとして処刑される。その一人が法廷で『外的世界の現実性』について語ろうとして『哲学を語るな』と黙らされる。見方を変えれば彼は映画の登場人物であり、彼の言う外的世界とは俳優を撮影する映画スタジオなのだからこのセリフはなかなかうがっている。
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