風来坊

トリプル・スレットの風来坊のレビュー・感想・評価

トリプル・スレット(2018年製作の映画)
4.0
トニー・ジャー、イコ・ウワイス、タイガー・チェン、ジージャー・ヤーミン、マイケル・J・ホワイト、スコット・アドキンスさんなど、アクション映画好きには堪らない面々が揃っていてこれだけでもテンションが上がります!

アクション重視でストーリーはスッカスカの映画。私の大好物です(笑)
アクション映画にも重厚なストーリーを求める人には絶対に向かない映画ですね。

展開は強引でワチャワチャしていて纏まりがイマイチ。悪党達があまりにも姿を晒し過ぎているし手口が荒っぽ過ぎで精鋭部隊には見えない。
ツッコミどころはありすぎる程です(笑)

皆動ける人ばかりなのでアクションは銃撃戦も格闘アクションも凄味があって迫力満点。
特に格闘アクションは中国拳法、キックボクシング、ムエタイ、シラット、空手など様々なファイトスタイルの同士の闘いがみれて楽しい。

スコット・アドキンスさんの動きが相変わらずキレキレでスゴかった。
クライマックスの対決は凄まじかったなぁ。テンションあがって楽しかった。やっぱりアクション映画はこうじゃなきゃ。

ただ…闘いを煽った割にはあっさり終わるのもあって演出にはちょっと疑問。アクション映画なので当然グロいシーンもある。
ある人の退場シーンは爆裂でグロかった(゜ロ゜)

最近は悪役演じる事も多いですが、トニー・ジャーさんはやっぱりこういう好い人役が似合う。
この面子を知っていないと面白さ半減すると思います。
アクションを楽しむ為の映画で、内容は薄っぺらいですが私は大変満足な作品でした。

まとめの一言
「トークトークトーク」
風来坊

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