ぶらぴーにょ

ディープ・ブルーのぶらぴーにょのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
3.0
昔テレビで観た記憶のある映画。
所謂おもしろ黒人枠が活躍する珍しい作品であり、唯一ジョーズと肩を並べられるサメ映画の中でも見応えのある作品。
嵐が来たり巨大な物体がぶつかれば崩壊しそうな脆弱な施設とマッドサイエンティストが合わされば何も起きないはずがなく…。

特異な人工ザメに立ち向かうサメインストラクターを始めとする施設職員たちと専属のコック。話の流れ的にコックが第一被害者になりそうなのだが、敬虔な彼は神の思し召しで生き延びる。もはや影の主人公。
サメのCGには若干苦笑してしまうが、海洋恐怖症の私には十分恐ろしい。
面白いくらいにパクパク食われるメンバー、サメは捕食というより攻撃を楽しんでいる。
海上に出たところで終了かと思いきやまた一悶着。施設の外に怪物が逃げる懸念はジュラシックワールドのモササウルス。
スーザンは最後自ら体を張って研究に終止符を打つ。これは芹沢博士か??
爆発で退治はジョーズリスペクト。
ラスト週末休暇から戻ってきた職員が呑気に手を振ってて笑った。