コーカサス

ディープ・ブルーのコーカサスのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
3.6
スーザン博士(バロウズ)はサメの専門家カーター(ジェーン)らとともに、サメの脳組織から新薬を開発する研究を進めていたが、スーザンが違法なDNA操作を行ったことで人間並みの知能を持ったサメが次々と研究員たちを襲い始めた!

傑作『ジョーズ』のコピーにならないよう、サメに知能を持たせ、太平洋上に浮かぶ海洋医学研究所という閉ざされた空間を使うなど、ハーリン監督なりの傑作への敬意と挑戦が感じられるパニックアクション映画だ。

『ポセイドン・アドベンチャー』を思わせる水没や火災、高所からの脱出劇を加えることで、“サメだけではない” 恐怖を演出したハーリン版『ジョーズ』。
数ある亜流サメ映画の中でも、本作は優れた娯楽作品として仕上がっている。

186 2020 58 98 2010