スチールラグ

ブルーアワーにぶっ飛ばすのスチールラグのレビュー・感想・評価

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
3.5
正直に白状すると、僕は夏帆ちゃんが大好きなのです。
(ハズカシイ)
「箱入り息子の恋」の夏帆ちゃんが天使に見えてしょうがないのです。
(エロジジイ)
でも見終わって、自分には思ったほど響かなかったなあと感じていました。
(ザンネン)
でも、夏帆ちゃんなので書ける範囲で書いてみようと思います。
(投げやりっ!)

ロードバイクで走っていて、一番ワクワクする時間は、
夜明け前だと思う。
冷たく濃い空の青、
空気までもが青く染まっているかのようだ。
ペダルを踏み込むと、
濃厚な青いゼリーを切り裂いて進んでいる気分になる。
だから、少女の高揚感はよくわかる。
最強無敵の気分だろう。
でも、少女は見えない誰かと一緒にいるようだ。

前半の主人公の行き詰まり感はよくわかる。
不倫を除いては(エロジジイですが)。
後半になって、閉塞感が募り、さらに息苦しくなってくる。
家族という存在はやっかいだ。

でも、結局、主人公がどのようにその誰かと折り合いをつけたのか
よく分からなかった。
期待していた"ぶっ飛ばす"という爽快感も感じられなかった。
でもそれは、僕のそういう先入観のせいだと思う。
最後の、笑んだような主人公の横顔に救われました。

追記
やっぱり、夏帆ちゃんはロングヘアーの方が可愛いと思います。
(エ・ロ・ジ・ジ・イ)

「ブルーアワーにぶっ飛ばす」テアトル新宿20191029
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